全員の協力がチカラに！
意見箱にアイデアが集まります

省エネ経済効果・費用

お手軽度

今回の出演は神奈川県横浜市で携帯電話などに使用する金属部品を製造する株式会社キョーワハーツです。今回の達人はプロジェクトリーダーの秋葉さん。エアコンの省エネが得意な秋葉さんが新たな対策に取り組んでいます。

エアコンの省エネということで、まず向かったのは建物の裏にある室外機。熱をもってしまうという室外機の表面温度はなんと43.2℃もありました！そこで達人が用意したのはホースやプラスチック製のパイプ。パイプに穴をあけ、ホースと組み合わせて室外機に取り付ければ手作りの散水機の完成です。

達人の合図で取り付けたパイプから水が流れて室外機を冷やします。水で冷却された室外機の表面温度は32.8℃まで下がり、冷却前と比べると10℃以上も違いが出ています。室外機の温度を下げることでエアコンの冷房効果がアップ！これぞ達人の技です。

工場内の天井にも驚きの省エネ術がありました。通常高さ4メートルある工場内の天井ですが、工夫して3メートルに下げてある部屋もあります。天井高4メートルの部屋の気温が27.9℃なのに対して天井高3メートルの部屋は24.8℃。天井を低くすることでエアコンの効きがよくなり省エネにつながりました。

もちろん取り組みはエアコンだけではありません。お昼休憩の12時になると全員が一斉に照明を消します。昼食の時間も消灯して省エネをしています。また、社内に意見箱を設置して省エネアイデアを募り、社員一丸となって省エネに励んでいます。