車も船の廃油も合わない
うちに合うのは天ぷら油!

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星1個(星3個が最もお手軽)

省エネ施策

  • 蒸発缶の気圧を下げて沸騰温度を下げる
  • 定期的に蒸発缶を清掃し、稼働効率の向上
  • 濃縮鍋は、天ぷら油の廃油を利用して稼働

省エネの背景


今回の出演は沖縄県糸満市にあるシママース本舗 株式会社青い海。 昔ながらの沖縄の塩にこだわりながら、時代のニーズにあわせた塩の製造販売を行っています。 昔は海水を平鍋で1週間かけて煮て濃縮していましたが、今では3段階に作業を分けることで3日ほどでおいしい塩が完成します。その工程ごとの省エネ手法を達人に案内していただきます。

省エネ施策

1 稼働する時間をずらす


第1段階は逆浸透膜装置。沖合2キロから取水した海水を9%ほどまで濃縮します。 この装置は電力ピークを避けるため夜間のみ稼働させています。また、深夜電力は価格が安いため作業に支障がなく約5%の電気料金の節約になっています。

2 清掃が燃費に直結


第2段階は蒸発缶と呼ばれる密封された鍋での工夫。この工程では鍋を密封し気圧を下げ、沸点を下げることで使用するエネルギーを削減しています。 塩分濃度はここで9%から14%ほどに濃縮します。鍋の中を覗くと内側にカルシウム成分がこびりついています。これを放置すると熱が伝わるのを妨げ燃料を多く消費してしまうため、定期的に清掃をしています。

3 天ぷら油を再利用

第3段階の濃縮鍋では重油の代わりに天ぷらの廃油を利用したバーナーの火で海水を25%の濃度に煮詰めていきます。 これまでに車や船の廃油を使い配管が詰まってしまったり、燃えが悪かったりと苦労もありましたが、最終的に天ぷらの廃油を利用することで約10%の燃費削減に成功したそうです。
最後は塩寄機で塩を結晶化させて完成します。達人は今後、出てくる蒸気を事前に海水を温めておく熱源として有効活用することで、時間短縮と省エネにつなげたいと考えています。

企業プロフィール

会社名
シママース本舗 株式会社青い海
地域
沖縄県糸満市
業種
塩製造
従業員数
86人(2012/1/1現在)

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