今回の出演は大阪府大阪市にある株式会社土井鍍金。
昭和44年創業で手作業のメッキ加工をメインに、少量の発注や機械では難しい特別な加工を行い、
メッキ業界のオンリーワン企業をめざしています。社長をはじめ、社員全体の省エネ意識が高い土井鍍金ではどんな取り組みをしているのでしょうか。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
省エネ施策
- 重油ボイラを効率のよいガスボイラに変更
- 水を洗浄作業に再利用
- 改善前、改善後の写真を比較掲載する
省エネの背景
省エネ施策
1 自前で省エネ
13年前に社内に実験室を設置し、社内で薬品の試験を行うことで業者への委託に比べ時間もコストも削減できました。
さらに自分たちの仕事は自分たちが理解しているとアドバイザーなしでISOを取得。社員の自信にもつながっています。
2 会社全体で意識を共有
ここで登場するのが達人の大島さん。まずはガス式のボイラーを見せてくれました。以前は重油式を使用していましたが、
高効率のガス式に交換することで燃料費を2割削減しただけでなく、防災の面でも安全になりました。また、月に一度開催される勉強会では、各部署の取り組みについて
話すことで、会社全体が同じ方向を向いているという気持ちになるのだそうです。
3 社員手作りの設備で節水
以前、加工で使用した水はすべて排水していましたが、達人はこの水がまだきれいであることに着目。 再利用できるようタンクに集めています。この節水設備は社員の手作りで、自分たちの手で行うことで、より省エネ意識を高めようという達人のアイデアでした。 集めた水は器具の洗浄に再利用されています。この取り組みにより1日あたり1~1.5トンの節水に成功しました。
企業プロフィール
- 会社名
- 株式会社土井鍍金
- 地域
- 大阪府大阪市平野区
- 業種
- メッキ加工
- 従業員数
- 68人(2011/10/1現在)
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