浜口調査員が訪れたのは、茨城県東茨城郡にあるウィンザーパークゴルフアンドカントリークラブです。ヨーロッパスタイルのクラブハウスと、高低差のある複雑な地形を生かしたコースが特徴。ゴルフの醍醐味を存分に味わうことができると評判です。
営業時間中にも関わらず、照明が消えているロビー。お客さまがプレーしている時間帯は、館内に誰もいないため、省エネを行っているといいます。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電気使用量
約19%削減
2016年(2013年比)
省エネ施策
- 窓に手作りの網戸を設置
- 窓側に低い棚を置いて光を採り入れる
- 窓に反射板を設置し、エアコンの負荷を抑える
省エネの背景
豪華な雰囲気のクラブハウスなのに館内は暗い?
省エネ施策
1 ゴルフ場での決まった流れ
しかし、以前は館内の照明やエアコンはつけっぱなしでした。お客さんの快適さを優先するとはいえ、誰もいない場所に電気を使うのはもったいないと考えた達人。お客さまのフロントでチェックイン→ロッカールームで着替え→プレーという流れに沿って照明やエアコンを調整するようになりました。
2 棚の入れ替えで明るさを調整
ロッカールームの窓は、外国製で網戸がついていなかったため、虫の侵入を防ぐために閉めたままにしていました。達人は手作りの網戸を設置し、風通しのよい日には窓を開放。材料費にかかったのはわずか数百円で、エアコンの稼働を抑えられるようになりました。また、脱衣場では窓側に低い棚を置いて光を入りやすくし、照明の省エネにもつなげています。
3 太陽光を反射して熱の侵入を防止
さらに、コンペルームの窓にもひと工夫が。浜口調査員は窓に設置されている板に着目。簡単に取り外しできるこの板は、車のフロントガラスに設置するものと同じ素材で、反射板が熱を吸収しないような仕組みになっています。コンペルームを使用する前は反射板を設置しておくことで、エアコンへの負荷が軽減されました。
4 小さな積み重ねが大きな成果に
お客さまに最適なサービスを提供するためには、小さなことを積み重ねて経費を削減していくことがモットーだと話す達人。細かなところまで徹底した取り組みで、電気使用量19%削減に成功しました。
企業プロフィール
- 会社名
- ウィンザーパークゴルフアンドカントリークラブ
- 地域
- 茨城県東茨城郡
- 業種
- ゴルフ場
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