居室ごとに異なったコーディネートをほどこすなど、利用者の癒しを追求した空間づくりに力を入れるこちらの施設。
ここで省エネ活動を中心となって進めるのは、エコ委員会のメンバー。電力ピークの対策など、多くのスタッフが省エネに協力できる環境を整えています。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
電力ピーク
約20%削減
2016年(2014年比)
電気使用量
約13%削減
2016年(2014年比)
省エネ施策
- ピーク時の値を抑えるために空調・照明の使い方を調整
省エネの背景
利用者の気持ちに寄り添う介護施設
省エネ施策
1 以前は特に気をつけていなかった
各フロアには利用者の居室、多目的室、介護職員室などがあります。以前は時間や温度を気にせず、すべてのエアコンを一斉に稼動させていました。利用者の環境を優先で考え、省エネにはさほど気を配っていなかったのです。
結果、エアコン使用が電力ピークを招いていました。
電気料金削減のカギ!「電力ピーク」とは?
電力ピークとは一日のうちで最も電力使用量の高い30分間の値。電気を多く使う店舗などの企業(高圧契約の場合)では、この値で1年間の電気代のもとになる基本料金が決まります。
2 エコ委員会が改善を提案
これを変えたのが「エコ委員会」です。電力ピークが近づくとエコ委員会のスタッフは各フロアのスタッフへ電話し、省エネ対応をお願いします。
3 手順を定めて電源オフ!
エコ委員会は場所によって温度を上げるエアコン、オフにしてよいエアコンを調べ、これをルール化。シールで色分けし、電力ピーク時にはシールの色に従って順次エアコンの電源をオフにしていきます。
まとめ
委員会活動が奏功
当初は備品の管理のために設けられた「エコ委員会」でしたが、施設のエコにも積極的に取り組むことで電力ピーク約20%ダウン、電気使用量約13%削減を実現しました。
企業プロフィール
- 会社名
- 老人ホーム ラック
- 地域
- 岐阜県安八郡
- 業種
- 社会福祉・医療
- 従業員数
- 25人(2016/9/1現在)
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