あ～この照明の明るさ落ち着く
雰囲気作りで省エネ

省エネ経済効果・費用

お手軽度

約14%削減

2015年（2011年比）

第299回の出演企業は、京都府亀岡市にある旅館「松園荘保津川亭」。エントランスを抜けると、開放感あふれる吹き抜けと京都風景が目の前に広がります。

お客さんにやすらぎを感じてもらえるよう、さまざまな演出が施される館内。状況や時間帯にあわせて明るさを調整することで、演出と省エネを両立しました。

以前客室の冷蔵庫は、飲み物が常備され24時間稼動している状態でしたが、お客さんが必要な時に電源を入れてもらうスタイルに変更しました。

電力ピークとは、一日の中で最も高い消費電力値のこと。電気を使用する時間帯をずらしてピーク時の使用電力を抑えることで、電気使用量の低減が見込めます。

お客さんが食事中、スタッフは客室へ布団を敷きにいきます。過度なエアコンの設定温度は調整し、二間は控えの客室のみ照明を消します。

せっかくの旅行。お客さんにやすらぎを感じてもらいたいという想いで行った雰囲気づくりが、省エネにも活かされていました。