今回は東京都台東区にある株式会社フジプライズの省エネを紹介します。スポーツ大会などで目にするトロフィーやメダルなどをはじめ、表彰品や記念品を製造販売する会社です。まずは商品を陳列するショールームに向かうと、お客さんが来たときだけ使うため、普段は照明をつけずに省エネしているといいます。
省エネ経済効果・費用
お手軽度 
電気使用量
約28%削減
2015年（2012年比）
省エネ施策
- 作業フロアを集約しエアコン・照明の使用を削減
- 速乾性のあるポロシャツを従業員に支給
省エネ施策
1 オリジナリティ豊かな特別な一品を
2 部署を集約することで移動が短縮
さらに以前は自社ビル全体に広がっていた各部署のうち、営業、生産管理、デザイン部門を2・3階に集約。行き来が多い部署が2フロアに集まったことで、エレベータの使用頻度が軽減し作業効率も上がりました。その他のフロアは使うときだけ照明をつけ、電気のムダを省いています。退社時には最後に帰る人がチェックシートで消灯を確認しています。
3 従業員が会社を大切に思う
さらに毎朝エアコンのフィルターを手入れして冷房効率をアップしています。達人は「当社は毎日従業員自身が掃除をしているため、会社を我が家のように思っている人が多いです。昼休みも人が少なくなると、自然と照明を消し省エネに協力してくれています」と話します。続いて商品の制作現場に向かいます。
4 省エネ意識を後押しする福利厚生
すると浜口調査員がなにかに気づいたようです。達人を含め、作業をする皆さんが紺色のポロシャツを着ています。これは働きやすいように、会社から速乾性のあるポロシャツが支給されたそうです。夏はほとんどの従業員がポロシャツを着用し、省エネ意識を後押ししています。
企業プロフィール
- 会社名
- 株式会社フジプライズ
- 地域
- 東京都台東区
- 業種
- 記念品販売
- 従業員数
- 101人（2015年5月1日現在）
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