今回は、栃木県宇都宮市にある「東日本盲導犬協会」の省エネを紹介します。25頭が訓練を行う盲導犬の育成施設です。こちらでは「園芸用品」を使って省エネしているそう。手軽に手に入り、一般家庭でも応用できそうな省エネ手法ですね。どんな取り組みを行っているのか調査してきました。
省エネ経済効果・費用
お手軽度 
電気使用量
約11%削減
2014年（2013年比）
省エネ施策
- 園芸用の遮光ネットを窓に設置して直射日光を遮断
省エネ施策
1 手軽に手に入るもので省エネ
2 直射日光で増す電気使用量
こちらの事務所には2面の窓があり、日中直射日光が降り注ぐことで、室内の温度が上昇。設置されたブラインドでは外からの風が入ってこないと悩んでいました。そこで達人が思いついたのが、ガーデニングなどで使う遮光ネット。風を通しながら、植物に直射日光が当たるのを防ぐグッズです。
3 達人お手製の遮光ネット
達人は毎年夏に遮光ネットを設置することで室温の上昇を防ぎ、エアコンの稼働を抑えています。早速日よけを設置しにいくと、簡単に取り付けられる工夫が！まずプラスチック棒を遮光ネットに通し、棒と物干し竿を固定。物干し竿を壁に取り付けたフックに紐で結び、ブロックを重りにして固定します。
4 果たして効果のほどは…？
遮光ネットを設置する前の室温は36.9℃でしたが、設置した後の温度を測ると…31.2℃！室内の明るさを保ちながら－5℃以上の効果が現れました。こうして適度な風と光を採り込み、電気使用量11％削減という省エネに成功。ちなみに設置費用は1枚あたり2,000円だそうです。ご家庭でも試してみる価値がありそうですね♪
企業プロフィール
- 会社名
- 東日本盲導犬協会
- 地域
- 栃木県宇都宮市
- 業種
- 盲導犬の育成
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