おしぼり機の導入がなぜ省エネに?
入居者とふれあう時間も多くなりました

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星3個(星3個が最もお手軽)

電気使用量

7%削減
2014年(2013年比)

省エネ施策

  • 紙おしぼり機を導入し、使用時のみ電源を入れる。
  • 点灯、消灯をわかりやすく印で分ける

省エネの背景

今回の出演は瀬戸内海に面した山口県下松市にある特別養護老人ホーム ほしのさと。 約90名の入居者が過ごすこの老人ホームでは、おしぼりの工夫で電気使用量を削減したそうです 。どんな取り組みをしているのでしょうか。浜口調査員が達人の増田さんを訪ねます。

省エネ施策

1 おしぼり機の稼働時間に着目


達人の増田さんがまず見せてくれたのはおしぼり機。 以前は飲食店にあるような保温機を5台使用していました。 しかしおしぼりは入居者の生活に不可欠なため、24時間電源を入れておかなくてはならず、 かなりの電気を消費していたそうです。 そこで必要な時だけ電源を入れれば瞬時に温まるおしぼり機に交換したことで電気使用量を大幅に削減できました。

2 負担軽減は電気だけじゃない


スタッフへの負担軽減も導入のきっかけとなりました。 以前は1日に300枚のおしぼりをスタッフが手で巻いて、保温機へセットしていました。 新しいおしぼり機は使い捨ておしぼりのため、スタッフのおしぼりづくりの作業がなくなり入居者と一緒に過ごす時間が増えました。 さらに使い捨てなので衛生的という声も。

3 照明スイッチにもひと工夫


次に達人が案内したのは事務所の照明スイッチ。 よく見るとスイッチの横にマークがついています。 これは夜間のみ点灯させる照明、来客時のみ使う照明といったことを意味しており、 ルールを徹底することで省エネにつなげています。 おしぼり機と照明のスイッチングで省エネとスタッフの環境改善に成功しました。

企業プロフィール

会社名
特別養護老人ホーム ほしのさと
地域
山口県下松市
業種
特別養護老人ホーム
従業員数
94人(2014年5月1日現在)

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