回収したガスはどこへ?
ガスを扱う会社ならではの省エネ方法

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省エネ経済効果・費用

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省エネ施策

  • 回収したガスで発電機を動かす
  • ガスで稼働するコンプレッサーを導入

省エネ施策

1 エネルギー産業の一翼を担う企業の省エネ


今回は静岡県駿東郡を訪れました。大静高圧株式会社はプロパンガスのボンベなど高圧ガス容器の安全検査を行っている会社。1日におよそ600本の容器を検査しています。今回の省エネキーワードは「二次利用」です。早速、耐圧試験を行っているラインへ移動します。

2 二次利用は水?orガス?


ここでは容器に水を入れて圧力を加え、膨張が基準内に収まっているか確認します。水を回収して再利用していますが、省エネキーワードではなさそうです。達人が次に案内してくれたのは、容器に残っているガスを回収している場所。回収したガスをタンクに一時貯蔵し、省エネのために再利用しています。

3 ガスの配管の行方を追う


これがキーワードだったんですね!では一体ガスはどう使われているのでしょうか?調査しましょう。
外にあるタンクから出ている配管を辿ると工場へ。さらに奥へ進み、天井を突き抜けて建物内の発電機につながりました。なんと達人はガスで発電機を動かし、その電気を工場で使っていたのです!

4 使用後のガスを使って省エネ


さらに電気式のコンプレッサーを一部ガス式に入れ替え、電気のムダを省いています。
ガスで電力をまかなった結果、60%以上ガスでまかなえるようになり、電気使用量の改善につなげました。まさにこれぞ達人の技!ガスを取り扱う会社ならではの取り組みでしたね♪

企業プロフィール

会社名
大静高圧株式会社
地域
静岡県駿東郡
業種
高圧ガス容器再検査
従業員数
25人(2013/10/1現在)

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