食堂や冷蔵庫に「仕切り」を有効活用!
省エネ成果はイベントに還元します

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星3個(星3個が最もお手軽)

電気使用量

3%削減
2012年(2011年比)

電力ピーク

13%削減
2011年(2010年比)

省エネ施策

  • ビニールカーテンで食堂と調理場を仕切る
  • 天井扇とエアコンを併用
  • 風呂の水を再利用して屋上に打ち水

省エネの背景


今回は大阪府堺市にある社会福祉法人あすなろ会 堺福泉療護園。約80名が利用する身体障がい者の入所施設です。 またデイサービスセンターも併設し、高齢者も利用しています。こちらの省エネへの取り組みについて伺いました。

省エネ施策

1 ビニールカーテンを「仕切り」に活用


利用者の楽しみは好きなものを選べる食事ですが、食堂が厨房とつながっているため暑さが悩みの種でした。 そこで達人は食堂と厨房を仕切るビニールカーテンを設置し、空調負荷を下げました。さらに冷蔵庫内にもビニールカーテンを取りつけ、開閉の際に冷気が逃げないよう工夫しました。

2 天井扇とエアコンの併用&お風呂の残り湯を再利用


2つ目のポイントはエアコン。省エネ意識の向上を図るため、職員全員でフィルターの掃除をしました。ほかに天井扇とエアコンの併用で空気を循環させる工夫も。 さらに省エネを実現したい達人は、お風呂の残り湯を屋上の打ち水に再利用し、直射日光が当たる建物の3階にあるエアコンの負荷を下げました。その残り湯は植木の水やりにも使用するという徹底ぶりです。

3 エコキュートの夜間使用で節電!

3つ目のポイントはライフライン。電気代を少しでも抑えるためにエコキュートを設置し、安価な夜間電力でお湯を温めました。 多くの方が利用している施設ですが、そんななかでも2010年から2012年の間に約3%の節電、毎月約6万円の電気代削減に成功しました。
達人は協力してくれた利用者と従業員のために、節電で節約できたお金でマグロの解体ショーを開催。省エネの成果を楽しいイベントに還元しました。
みんなが笑顔で過ごせる施設運営のために、達人の取り組みは続きます。

企業プロフィール

会社名
社会福祉法人あすなろ会 堺福泉療護園
地域
大阪府堺市
業種
障がい者支援施設
従業員数
100人(2012/4/1現在)

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