今回の出演は福岡県福岡市の健康住宅株式会社。福岡県内を中心に外断熱工法による高性能住宅・自然素材住宅の設計、施工、管理、アフターメンテナンスなどを手がけています。
いったいどんな取り組みをしているのでしょうか。
省エネ経済効果・費用
お手軽度 
省エネ施策
- 業績アップ委員会を発足
- パソコンや照明のスイッチに社員の名前を表示
- 会議を広い一室にまとめて行い、照明・空調を節電
省エネの背景
省エネ施策
1 業績アップ委員会を発足
同社では、前年比でどれくらい経費が削減できたかをグラフにして掲示しています。こうした意識づけで約20%の経費削減に成功しました。
取り組みの中心となっているのが「業績アップ委員会」。リーダーを2人置き、7～8人のメンバーで構成される同委員会では、ムダをみつけ、それぞれが意見を出し合い改善に向けて話し合っています。
2 パソコンや照明のスイッチに社員の名前を表示
全社員がコスト意識をもつことを目標としている同社では、電源タップや照明のスイッチに社員の名前を書き、各自が責任をもって消灯しています。ブレーカーも時間帯によってオンオフを心がけ、
空調のスイッチにも注意書きを貼るなど、地道に取り組んでいます。また、日中はオフィスに外光を入れてできるだけ照明を使わずに作業するほか、蛍光灯をLEDに交換し、不要な箇所は間引きました。
3 次々と省エネアイデアを実現！
こうした地道な取り組みの結果、水道・光熱費は約17.4％の削減に成功。委員会ではさらに新しい省エネアイデアをかたちにしていきます。たとえば、それぞれ違う場所・時間で行っていた会議をできるかぎり広めの会議室にまとめることで照明、空調にかかる電気代を削減できました。ほかにも仕事柄、図面などで使うたくさんの紙を裏紙にし、 コピー代を約30％削減しました。さらに、社内の建築模型の照明の数を減らしLEDに換えることで電気代も節約。これからも新しいアイデアをもとに、地道な省エネ活動を続けます。
企業プロフィール
- 会社名
- 健康住宅株式会社
- 地域
- 福岡県福岡市城南区
- 業種
- 建設
- 従業員数
- 48人（2010/9/1現在）
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