スタッフ増員・設備増設…電気代がピンチ!
品質保持と省エネの両立に挑戦します

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省エネ経済効果・費用

お手軽度 星2個(星3個が最もお手軽)

電気使用量

10%削減
2010年(2009年比)

省エネ施策

  • 工場内の水銀灯を蛍光灯に入れ替え
  • 扇風機と換気扇で冷房を循環
  • 湿度50%以上で加湿器を止める

省エネの背景


今回の出演は静岡県榛原郡の松本印刷株式会社。チャレンジ精神をモットーとする同社は、夏場の省エネにも挑みました。いったいどんな取り組みをしたのでしょうか。

省エネ施策

1 夏場の省エネにチャレンジ!


経営合理化で本社から30名が移転してきたオフィスでは、空調7台、パソコン30台を増設しました。経費削減のために電気代は増やせない状況から省エネ活動に力を入れることになりました。最大の難関は空調稼働が増える夏。 達人は全社に空調温度を1℃上げるよう協力を要請しました。また、工場内の印刷機など本業に関連した節電も検討しましたが、実際に取り組めたのは倉庫内の水銀灯を蛍光灯に交換することだけでした。

2 扇風機と換気扇で冷房を循環


一方、省エネを推進したのは移転してきた30名のいるフロア。直射日光を遮るカーテンをつけ、扇風機と換気扇を併用して空気を循環させることで、 空調温度を28℃以上にキープしたのです。それだけではまだ足りないと、達人は次の取り組みに着手しました。

3 湿度50%以上で加湿器を止める

達人が着目したのは、紙の品質を保つために工場内に設置された18台の加湿器。加湿器を止めると湿気不足で不良品が発生してしまうため、常に稼働していました。 ところが、夏の間は湿度が50%以上あれば紙にダメージがないことを確認した達人は、思い切って加湿器のスイッチを切りました。紙の品質を保ったうえで省エネに成功したのです。 さまざまな工夫で省エネに挑んだ結果、空調7台、パソコン30台分にあたる電気代の約10%を削減できました。徹底的にムダをなくす省エネへのチャレンジは続きます。

企業プロフィール

会社名
松本印刷株式会社
地域
静岡県榛原郡
業種
印刷
従業員数
170人(2010/9/1現在)

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