省エネチームで削減数値を明確に!
目標の有り無しで効果が変わります

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省エネ経済効果・費用

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省エネ施策

  • 省エネプロジェクトチームを編成
  • ドライバー教育を定期的に行い、対策会議を開催
  • 2台の破砕機の同時稼働をやめる

省エネの背景


今回の出演は埼玉県北葛飾郡の産業廃棄物処理を行う株式会社エコシス埼玉。 同社が所有する24時間稼働が可能なリサイクルプラントは、埼玉県でも最大級の処理量を誇ります。社名の「エコシス」とは「環境に配慮した」という意味です。一体どんな省エネ活動をしているのでしょうか。

省エネ施策

1 「省エネプロジェクトチーム」を結成


同社は平成20年に環境省が制定した「エコアクション21」を取得し、積極的に省エネ活動を行いました。「省エネプロジェクトチーム」を編成し、 「電力チーム」「燃料チーム」「水資源チーム」「リサイクルチーム」の4つのチームそれぞれが目標を持ちながら取り組んでいます。

2 定期的なドライバー教育と対策会議を開催


達人はドライバーが提出した走行距離、使用燃料のデータを収集し、それをもとに3か月に1回、対策会議を開催しました。燃料チームはドライバー教育と徹底したアイドリングストップの実施を呼びかけ。 そのほか電力チームでは2%の電力削減を目標にこまめな消灯、ブラインドを使った室温調整など、さまざまな省エネ活動を行っています。

3 破砕機は1台ずつ稼働!

一番電力を消費するのは破砕機でした。そこで屋内と屋外にある2台の破砕機を同時に稼働させるのをやめ、効率よく1台ずつ稼働することでデマンドピークを削減できました。 また、破砕機稼働にともなう散水は状況にかかわらず時間設定をして行っていましたが、タイムリーな散水を心がけることで約2%の節水を果たしました。さらに水資源チームは散水に地下水を利用、 リサイクルチームは分別・リサイクル1.5%の向上を目標とし、金属、ステンレス、紙などリサイクルできるものは手分けで分類しました。チームそれぞれが目標を持って取り組んだことで省エネ成果が上がりました。 これらの取り組みを通して、社員は仕事でもプライベートでも高い省エネ意識を持つようになりました。一人ひとりの心がけが会社の省エネ活動を推進していくのですね。

企業プロフィール

会社名
株式会社エコシス埼玉
地域
埼玉県北葛飾郡
業種
産業廃棄物処理
従業員数
72人(2009/9/1現在)

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