2017年11月25日更新 Vol.60

冬将軍到来!?
冬にできる省エネ対策をご紹介します

  • 電気

師走にできる省エネ対策




さて、暦は今年最後の12月を残すばかり、日本各地からは雪の便りもちらほら聞かれるようになりました。
今回は今すぐ実践できる「冬の省エネ」をご紹介します。

冷蔵庫の温度設定はこまめに変更

冷蔵庫の温度は購入当初から設定を変えていない、という方も多いと思います。しかし、せっかく変えられるのに、そのままではもったいないですよ!冬から春にかけては冷却設定を弱めましょう。気温の下がる冬は冷蔵庫内も外気の影響をさほど受けないため、夏場のように温度を下げなくても大丈夫です。

お風呂はまとめて入りましょう

家庭のエネルギー消費量の約3割は給湯といわれています。しかも、外気温の低い冬の方が、水を温めるのにより多くエネルギーを消費します。また、洗い物などでお湯を使うケースも増えるでしょう。
そんな場合は以下に気をつけるだけで省エネ効果が得られます。



・お湯を流しっぱなしにしない
・お風呂はなるべくまとめて入り、人がいないときはふたをする
・お風呂の追い焚きや保温の自動設定は解除しておく
また、エアコンの設定温度もなるべく低めにし、こまめなオン・オフは避けましょう。「必要以上に暖めるのを防ぐ」のが、冬の省エネのコツです。

大掃除で白熱電球をLEDに交換

これから年末にかけて大掃除を行い、照明器具を拭いてきれいにする方も多いと思います。そんな時、白熱灯をお使いの方はLEDへ交換してはいかがでしょう。使用時間の長い照明ほど効果があります。
白熱電球は中のフィラメントに電流を流すことで摩擦熱が生まれ、発光します。その構造上、発光時に熱が発生するのを避けられないのです。電球を交換しようとしたら熱くて触れなかった、なんて経験をお持ちの方も多いと思います。
これに対しLEDは電気エネルギーの変換手法が白熱灯と異なるため、熱を発生しません。消費電力を減らせる上に寿命が長いため、効果的な省エネになります。

詳細はこちら

東京都の「家庭の省エネアドバイザー」を利用してみては?

東京都は、都が認定した企業・団体のスタッフが家庭や自治体・町会などに伺い、家庭の省エネ診断や家庭でできる省エネをアドバイスする「家庭の省エネアドバイザー制度」を設けています。

家庭の省エネアドバイザー制度



残念ながら東京都民のみが対象ですが、お申込みは無料です。 本格的に省エネしてみたい方はこうした制度を活用してみるのもよいかもしれませんね。

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