2017年8月15日更新 Vol.50

窓まわりのひと工夫でエアコンの効きが変わる?

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暑い…エアコンの設定温度を下げよう…。
エアコンのリモコンに手を伸ばしたそこのあなた、ちょっと待った!
窓まわりのひと工夫でその暑さを軽減できるかもしれません。
今回は家の中で最も断熱効果の出やすい窓対策をご紹介します。

まず注目したいのはカーテン

カーテンはインテリアや外部からの視線を避けるだけではなく、暑さや寒さの緩和にも役立ちます。夏は窓から差し込む日光で室温が上昇しやすいため、カーテンを工夫して断熱性を補うと、エアコンの運転効率を上げることができます。
・十分に窓を覆うことのできるサイズか
・厚手とレースの二重タイプか
この2つが揃っていると、カーテンは高い断熱性を発揮します。
ぜひチェックしてみてください。


暑さ対策としてのカーテン

一般的に厚手のドレープカーテンは、部屋に入る陽射しを防ぎ、室温の上昇を抑えるので、エアコンの運転効率を上げます。
その中でも、遮光カーテンは光を防ぐために織目の詰まった作りになっているので、断熱性も高くなります。ただし遮光性が高いため部屋が暗くなってしまうデメリットも…。
一方、遮熱レースカーテンは明るさを保ちながら、熱や紫外線をカットしてくれます。紫外線をカットするので、畳や家具が傷むのを防ぐ効果も期待できます。

西日に効果的なのは…

夏場は西日が強く、窓ガラスやカーテン自体が温まってしまいます。
そのため、窓に陽が当たらないようにすだれや日よけシェード、グリーンカーテンを設置すると、暑さ対策により効果的です。また、設置する際は、窓ギリギリよりも、少し離した位置に設置する方が遮熱効果は高くなります。様々なデザインやサイズのものが販売されているので、家の雰囲気にあったものを選びましょう。

最後に

いかがでしょうか。窓まわりのひと工夫でエアコンの運転効率はぐっと変わってきます。今後カーテンの買い替えを考えていらっしゃる方は遮光カーテンや遮熱カーテンも検討してみてはいかがでしょうか。 ただし、暑い日に空調の温度で無理をするのは禁物。体調に合わせ適度な温度設定にしましょう。

参考:家づくりブログ

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